いつもの今日に革命を

ルソーが考えた無茶な民主主義/地方分権という楽しい妄想

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選挙の時期になるといつも思うことがあります。

民主主義ってホントにしょーもないな。

この手の話をするとたいてい「そんなこと言ったって民主主義が現状一番ましなやり方なんだから仕方ないじゃん」的な反応が返ってきます。僕もそれはそうだと思うんですが、僕がこう言っているときというのは、民主主義をやめた方がいいと言っているワケではなく、

今の民主主義は本来の民主主義じゃない

ってことを言ってるんですね。

民主主義の生みの親と言われるルソーの本を読めば分かるように、民主主義って理念としては素晴らしいんです。ルソーが社会契約論で言っている通りのことを実践できれば、たぶん日本も凄い国になります。

でも今の日本の民主主義はそうじゃない。

そこに僕はいつもしょーもなさを感じてしまうワケです。

 

本来の民主主義のルール

そもそもルソーは社会契約論で何と言っているのか。

うろ覚えではあるんですが、僕の記憶が正しければ彼は

徒党を組むな

と言っています。その他にも、周りに相談するな、結託するな、各自を隔離しろ、「民主主義で選挙を行う」という同意を全員一致で取れ・・・などと言ってるんです。

んな無茶なっ!

って思いますよね?

僕らにとって大事なのは、民主主義とはそもそもそういう無茶苦茶な前提の上でしか成り立たない、上手くいかない考え方だということです

何をもって「上手くいく」と定義するかはともかく、僕ら(特に若い層)が感じている絶望感・無意味感というのは、たぶん上記の前提が無視されている部分だと思っています。

自分が投票に行っても無駄だと思うのは、徒党を組む人たちがいるからです。本来徒党を組むことは民主主義のルール違反なのにもかかわらず、もはやそれが当たり前であるかのように僕らは政党や政党の候補者への投票を促されます

この行為が僕にとってしょーもないんです。

 

投票の基準を決める

とはいえ、しょーもないしょーもないと言っていても何も始まりませんし、しょーもないと言いつつも僕は基本的に選挙に行きます。

じゃあ僕は何を基準に投票しているかというと、民主主義のルール・前提を多少なりとも守ろうとしている政党や候補者であることを基準にしています。新しいことをやろうとしている政党と言えば分かりやすいでしょうか。

個人的に注目しているのは道州制です。正確には地方分権。要はもっと選挙の規模を小さくして、ルソーが当時考えていた規模(ジュネーブ市民1万人ぐらい)になれば、少なくとも今より政治は上手くいくようになると思っているということです。

徒党を組まないのは現実的には難しいでしょうが、選挙の単位を小さくすることは現実的だと思っています。選挙の単位が小さくなれば、団体の力を弱体化できると同時に、一票辺りの個人の力を強めることができる

そうすれば甲子園に出場するために地元ととは違う高校に入学するような感じで、自分が賛同する政策を掲げた自治体に個人が移住することもあり得るでしょう。

こうなったときに、その地域の一体感や特色が明確に表れて地方再生も進むのではないかと僕は思っています。

先日、宇治市(の工芸)を活性化するためのイベントに参加してきたんですが、ここまでの発想を組み合わせると例えば宇治市の政策として

市民に定期的に高級宇治茶を配給する

みたいなちょっと笑える公約をしてもいいと思うんですよね。そしたら全国の熱烈なお茶好きがその政党に投票するために移住してくるんじゃないか、と。

この案はあまりに陳腐ですが、僕が言いたいのはそういうことです。

 

まとめ

僕はルソーの言っていること自体は間違ってないと思っています。

無茶な前提・ルールではありますが、それが1つでも満たせればその分だけ民主主義は理想に近づくワケで、その点ではおおいに参考にしたいと個人的には思うワケです。

ここで書いたのは素人の考えですから、きっと抜けているところもたくさんあると思いますし、現時点では机上の空論です。実践してみたらいろんな問題も出てくるでしょう。

でもこの記事を読んで「地方分権ってそんな感じなのか、面白そう」と思ってくださる方がいたら嬉しいなと思います。いや、別にここで地方分権の政治活動をしたいワケじゃないんですけどね。

あくまで僕はそう思っているというだけです。最後はちゃんと自分で決めてくださいませ。

ありがとうございました。

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管理人プロフィール

杉野裕実(すぎのまさみ)
チームビルディング(組織開発)コンサルティングを行う会社のWEB担当。個人ではコーチングをしたり小説を書いたりしてます。最近Udemyで哲学講師はじめました。【好き】西洋哲学・アート・認知科学・マンガ・料理・ファッション。

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