いつもの今日に「はじめまして」

借金380万円!?無名の現代画家が語る奇跡を起こす方法

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ども、杉野です。

ニットクリエイターの栂瀬さんに引き続き、今回もTwitterで知り合ってから9年ほどのお付き合いになる友人、現代画家の川田祐子(かわだゆうこ)さんにインタビューしました。

テーマは「奇跡を起こす方法」です(笑)

川田さんは美術館学芸員から画家へ転身した異色の経歴の持ち主で、画家としては比較的遅いスタートだったにもかかわらず2008年に東京国立近代美術館に作品が収蔵されます。

その後、2014年には損保ジャパン東郷青児美術館「クインテットー五つ星の作家たち1」という5人展が、2016年夏には神奈川県の横須賀美術館で「川田祐子展 千年の翠」という個展が開催されました。

現在は長野県軽井沢町に拠点を移して制作活動を行い、ソーシャルメディアを複合的に駆使して作品を発表・販売するというアート業界の常識ではありえない方法で生計を立てている変わった人です(笑)

僕が知る限り、彼女ほど奇跡的な生き方をしている人は見たことがありません。

  • 予感に従って医療保険を契約して1年に満たないうちに卵巣ガンが発覚したり
  • 大学教員の採用が取り消しになる前日にクインテット展のオファーがきたり
  • 家賃が払えなくて困っていると昔の未払いだったギャラが振り込まれたり
  • 寄付を募集したら1年間で200万円近いお金が集まったり

こんなのはまだ序の口の方です。

そもそも副業を持たない画家を貫き、しかも特定の個人の支援でもなく、クラウドファンディングでもなく、支援してくれる人たちを自分で集めてコミュニティを作り、独身女性ながら20年以上も活動を続けられていること自体が奇跡的ですし、彼女の人生は日々の小さな、それでいて感動的な奇跡に支えられています。

そこで今回はズバリ

どうやったら川田のような奇跡を起こせるんですか?

ということを聞いてみることにしました(笑)

彼女の口から一体どんな答えが出てきたのか。それは読んでからのお楽しみです。

 

1.そもそも奇跡とは何か?

芒

芒(のぎ)2017 oil and egg tempera on canvas 27x35cm

杉野
こんにちは。

今日は川田さんに「奇跡の起こし方」を聞きたいと思ってるんですが、大丈夫でしょうか?

川田さんほど奇跡という言葉が似合う人を僕は知らないんで(笑)

川田
面白い切り口ですね。

大丈夫ですよ。

なんでもお話しします。

杉野
ありがとうございます。

こんなインタビューができるのも、ある意味で奇跡ですね(笑)

いきなりなんですが、川田さんは奇跡をどういうものだと思ってますか?

川田
私にとって奇跡は日常です。

普通奇跡は何か特別なこと、滅多に起こらないことのように思われていますが、その奇跡というのは奇跡の中で目立った大きなことを指しているだけで本当は今この瞬間にも奇跡は起こってるんです。

例えば杉野さんが私にこうして連絡をくれたことも1つの奇跡だと思います。

私が今のような生き方をしていなければ、こんなインタビューの依頼はなかったでしょうから。

杉野
確かにそうですね。

奇跡が奇跡を呼ぶ、という感じでしょうか。

川田
そうだと思います。

私たちの日常はそういう奇跡の連続でできていて、でもほとんどの人はその実感がなくて奇跡を奇跡だと思えていない。

だから奇跡は「起こす」というより「起こる」と言った方が正しいですね。

杉野
僕から見ると川田さんは奇跡を起こしてるようにしか見えないですが(笑)
川田
そんなことないですよ。

私だって人間ですから(笑)

杉野
ホントかなぁ・・・?(笑)
川田
(笑)

 

2.奇跡を起こすには

霧から雨へ

霧から雨へ 2017 oil on canvas 31.8x41cm

杉野
川田さんの場合、僕らのような普通の人(?)よりも大きな奇跡が頻発してるように思うんですが、それについてはどう思いますか?
川田
それは多分、私がそれと同じだけ危機を経験しているからだと思います。

生まれ育った環境もそうだし、これまで選んできた道もおおよそ楽とは言えないものでした。

杉野
まあ普通は学芸員をやめて画家になったりはしないですよね。

そんなんで食っていけるワケがない、っていうのが僕らの考えですから。

しかも川田さんの時代はまだバブルが弾ける前で給料も相当よかったワケだから「画家になるなんてバカなんじゃないか」って思われたでしょうね。

川田
そう思いますし、親にも言われました。

でも私は「自分にはやっぱり絵しかない」って思ったんです。

その衝動をどうしても抑えることができませんでした。

そのせいでしなくていい苦労もたくさんしたと思いますが、その苦労の数だけ(大きな)奇跡が起こっているだけだと思います。

杉野
なるほど。

ガンにならなければ「ガンが治る」という大きな奇跡は起こりえないですもんね。

川田
うん、そうそう。
杉野
ということは、奇跡を起こしたければ自分から不安定な、危機的な状況を選べばいい、ということでしょうか?
川田
そうですね。

ただバランスは大事です。

なんでもかんでも自分を追いつめちゃうと、今度はただ苦しいだけになってしまいますから。

杉野
そのバランスってどうやったらとれるんですかね?
川田
それは私もよく分かりません。

ただいくつか分かっていることもあります。

杉野
ほう、それは?

 

3.祈れば奇跡が起きる

緑の神話 2016 oil on canvas 259.0×194.0cm

川田
祈ることです。
杉野
祈る?
川田
この言葉も一般には願掛けと同じように思われていますが、私は違った意味で考えています。

祈るというのは

  1. 今の状況に感謝する
  2. 短絡的に解決しようとしない(耐える)
  3. 冷静である(感情的にならない)

の3つを満たすことです。

例えばお金がないからといって短絡的にヤフオクで物を売ったりすると、奇跡は起こらなくなります。

杉野
普通はそういうことをやっちゃいがちですよね。
川田
私もそういうときはあるし、完璧にそれができているワケじゃありません。

ただ目の前のことだけに囚われてしまうと、奇跡を信じられなくなるんですよね。

「きっとなんとかなる」って思えなくなるから、不安が膨らんで余計なことをやってしまって、より悪い方向へ進んでしまうということが何度もありました

杉野
その頃は祈ることができなかった、ってことですね。
川田
そうです。

画家という道を選んでおきながら、それ以外のことで人生をなんとかしようとしていました。

自分を信じられていなかったんだと思います。

杉野
だとすると、祈るというのは自分を信じるってことになりますね。
川田
そうかもしれません。
杉野
信じる者は救われるとは、まさにこのことなのかもしれないですね。

 

4.奇跡を確信させたある出来事

光芒の花(こうぼうのはな)2017 oil on canvas 50×65.2cm

杉野
川田さんはなんで今のように奇跡を信じられるようになったんですか?
川田
キッカケは高校受験のときでした。

私は中学生のときに何のために勉強するのかが分からなくなって、浪人したことがあるんです。

生きる意味を見失ったというか、そんな感じになったことがあって、受験した高校を落ちちゃったんですね。

それで周りのすすめで定時制高校に通うことにしたんですが、そこには自分とは全然事情の違う人たちがたくさん通っていました。

家庭の事情で働きながらしか勉強できない人や若い頃に勉強できなくて今になってやっと勉強できるようになった人がいて、彼らを見ていて私は

「私の居場所はここじゃない」

「私はここにいちゃいけないんだ」

って思ったんです。

そこからもう一度高校を受験することを決心して、地域内で一番偏差値の高い高校に入ることに決めました。

杉野
凄い変化ですね。
川田
当時の私はそれほど勉強ができたわけではなく、次の受験までの期間も数か月しか残されていませんでした。

その焦りからか、最初は何から手をつけていいのかすら分からなかったんですが、勉強を始めてほどなくしてあることに気付いたんです。

杉野
あること?
川田
過去問を解いているうちに、次の受験でどういう問題が出るのかが見えたんです。

次はこの問題が出るに違いない。

そう確信できました。

実際に受験してみると本当に思った通りの問題が出て、私は満点で合格することができたんです。

杉野
まさに奇跡的ですね(笑)
川田
定時制をやめて偏差値トップの高校に入学した人なんて今まで一人もいなかったらしくて、周りからは凄く驚かれました。

でも私にとってはそれが特別でもなんでもなく普通だったんです。

杉野
問題が分かっちゃったら受からない理由がないですもんね。
川田
そうです。

この経験で怖いものがなくなりました。

自分を信じれば奇跡が起きると分かったから。

杉野
なるほど、それが今に繋がってるんですね。

 

5.まとめ

無方の空

無方の空 2014 hatching acrylic gouache on canvas 162X194cm

杉野
そろそろ奇跡についてまとめていきたんですが、大事なのはやっぱり祈ること、つまり

  • 今の状況に感謝する
  • 短絡的に解決しようとしない(耐える)
  • 冷静である(感情的にならない)

ですよね。

川田
そうですね。
杉野
ただこの「祈ること」ができるようになるには、川田さんが受験のときにしたような奇跡を確信する経験が必要な気がします。
川田
それは私もそう思います。

頭で分かっているだけでは難しいと思います。

自分をどこまで信じてあげられるかが大事です。

杉野
ですね。

じゃあ奇跡を起こせるようになるためにまずすべきは、自分を追い込むこと、ですかね?

川田
ただ追い込むんじゃなくて、自分の信念を貫いた結果として追い込む、というのが大事だと思います。

私も追い込みたくて追い込んでいるわけじゃなく、画家として生きていく、という道を選び続けている結果として追い込まれているだけですから。

杉野
なるほどです。

やっぱ自分がどうなりたいのか、どうしたいのか、っていうのが大事ですね。

川田
はい。

慌てず冷静でいることができ、かつ自分を信じることができたなら、必ず解決するヒントが与えられます。

夢に出て来たり、朝目覚めた時に考えてもいないのにヒントが浮かんだり、何気なく図書館で手に取った本の開いたところに書かれていたりするのです。

杉野
自分で解決するというより、答えが与えられるという感じですか?
川田
そうです。

自分の勝手な方法ではなくて、自分が必要とされて生まれてきたからには、必ず自分らしく生きられる方法が与えられるようになっているんです。

そうなっていない場合は、それに気づかせるために問題が起きているはずです。そしてそれは、誰でもです。

私が特別というのではないです。

まずは、そう信じることができるまで、日常の小さなことから試しながら生きてみることです。

だんだん奇跡が起きる秘訣がわかってくるはずです。

杉野
なるほど、僕もがんばろ(笑)

それでは今回のインタビューはこれで終わりたいと思います。

ありがとうございました。

 

川田
ありがとうございました。

 

赫映(KAGUYA)

赫映(KAGUYA)2009 scratch/hatching acrylic gouache on canvas 162x162cm

現代画家川田祐子さんのインタビューはこれでおしまいです。

川田さんの過去の作品は『Yuko Kawada Official Site』で閲覧できます。

Amazonで画集も販売しています。

この画集には川田さんが画家になるきっかけとなった、禅寺での修行のことも書かれています。

 

また川田さんの自伝や新作をいち早くチェックしたい場合は川田さんの無料ニュースレターに登録しておきましょう。

変わった話がたくさん聞けて面白いですし、気に入った作品は購入も可能です。

 

ちなみに制作風景はこんな感じ。

それでは今回はこの辺で。

ありがとうございました。

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28歳のときに起業し、セミナーやコンテンツ販売を何年か行うも途中で挫折。今は再出発のために某飲食店のアルバイトを通してチームビルディングを実践中。個人ではコーチング、オウンドメディアのプロデュース、小説の執筆などを行っています。
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